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<全村避難>急行バス、飯舘も停車

 福島交通(福島市)は20日、東京電力福島第1原発事故で全村避難する福島県飯舘村に急行バスの停留所を設け、住民が乗り降りできるようにする。原発事故後、村内でバスは利用できなかった。来年3月末の避難指示解除に備える長期宿泊が7月に始まったのに対応し、利便性を高める。
 停留所は村中心部の県道沿いの交流センター前と、村東部の交差点前の国道399号沿いに設置。原町駅(南相馬市)−福島駅東口間を1日4往復する急行バスの乗降ができる。
 村内にはかつて、路線バスの停留所が18カ所あった。原発事故後、仮設住宅がある福島市などから村に戻る手段はマイカーか村が用意した巡回バスに限られ、村は福島交通に運行再開を求めていた。
 菅野典雄村長は「村外に買い物に出るときにも便利になる。今後も生活環境の整備を進め、村民が住みたいと思えるようにしたい」と話した。


2016年08月20日土曜日


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