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拓魂碑に冥福祈る 旧満州開拓団関係者

満州開拓団の犠牲者たちを追悼する遠藤さん(前列左)と小畑さん(同右)

 旧満州(現中国東北部)で開拓に従事した宮城県大崎市鹿島台の開拓団関係者と、住民でつくる「鹿島台歴史研究会」の会員たち計16人が20日、同市鹿島台にある拓魂碑にお参りした。
 開拓団員たちは1945年8月、旧ソ連軍の侵攻で厳しい逃避行を強いられ、多くの犠牲者を出した。生き残った団員による「鹿島台拓友会」と鹿島台町(当時)が、1977年に碑を建立。以来、関係者が毎年8月に参詣している。
 一家で満州に渡った遠藤みさ子さん(88)と、妹の小畑よし子さん(82)らが参列。碑に供え物を捧げ、全員で黙祷(とう)して犠牲者を追悼した。
 遠藤さんは「開拓団の思い出が薄れないよう、碑にお参りできてよかった。周囲の人が一生懸命協力してくれて、ありがたい」と話した。病気が回復し5年ぶりに参列した小畑さんは「来年もお参りに来たい」と述べた。


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2016年08月21日日曜日


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