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<ベガルタ>数的優位生かせず失点

大宮−仙台 大宮に2−1と惜敗し、うなだれる仙台イレブン(小林一成撮影)

 試合前の仙台は大宮と同じ勝ち点36。勝って目標の年間5位に肉薄したかったが、逆に白星を献上してしまった。
 後半32分、大宮のエース家長が、茂木の顔面を腕で強打して一発退場。三田のスーパーゴールで1−1とした1分後の場面だ。ここで仙台が浮足だった。
 「数的優位となったことで、余裕を持ち過ぎた」と渡部は言う。これ以上ない勝ち越しの条件を生かそうと、前線が前のめりになった。44分、空いた中盤からカウンターを食らい、江坂にクロスを決められた。
 渡辺監督がリオデジャネイロ五輪の日本選手団の活躍を引き合いに、「ラスト数秒で勝負は決まる。最後まで集中を切らすな」と選手を鼓舞して送り出したが、決勝点を許したのはその終了間際だった。
 敗戦の中でも光は見えた。初先発のパブロジオゴは、同じブラジル人のウイルソン、ハモンロペスと好連係を披露。「2人は自分のスピードを生かしてくれた」と、何度も相手の裏を突いてゴールに迫った。「この先、連係はもっと良くなる」と自信を見せる。
 6戦ぶりの黒星にも、相手を押し込んだイレブンに悲壮感はない。渡辺監督も力強く語った。「チームの成長は感じられた。この敗戦を次につなげる」
(狭間優作)


2016年08月21日日曜日


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