山形のニュース

15社のものづくり体感 周遊企画が好評

「ケンランド」の大沼社長(左)から、リネンに蒸気を当てる作業の説明を受ける参加者

 やまがた広域観光協議会は、山形県村山地方のものづくり企業を実際に見学し、買い物もできる周遊型キャンペーン「メイド・イン・ヤマガタとの出会い」を開催している。事業は昨年、ファッション、インテリア関連の5社で始まり、今年はワイン、食に関わる企業などを加えて15社に増えた。実施は平日のみで、2017年3月31日まで。

 参加企業は表の通り。いずれも、ものづくりの高い技術を持ち、優れたデザインの製品のほか、高品質のワインや菓子を手掛ける。一部を除いて工場の製造現場を視察でき、全ての企業でショッピングを楽しめる。
 麻の一種「リネン」のニットメーカー「ケンランド」(山形市)も参加企業の一つ。今月上旬、キャンペーンで同社を訪れた山形市内の女性2人は大沼秀一社長に案内され、伸縮性や質感に優れたニットを編む工程のほか、縫製の作業場、試作品室、直営ショップなどを見て回った。欧州の産地や企業の足跡の説明も受けた。
 同社は従業員20人。大沼社長は「従業員は自社製品を着ている。実際に使うことが、品質の向上につながる」と、ものづくりの理念を説明した。
 訪れた観光施設スタッフ菅野郁美さん(24)は「作っているところを見ることで、より製品に親しみが増した」と話した。
 工場の見学は希望日の7日前まで各企業に直接申し込む。企業の電話番号と詳しい情報は協議会のウェブサイトに掲載している。
 連絡先は県村山総合支庁観光振興室023(621)8444。


関連ページ: 山形 社会

2016年08月21日日曜日


先頭に戻る