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<東北総体>秋田が初代女王 ラグビー7人制

ラグビー7人制女子決勝 秋田−青森 後半3分にトライを決める秋田の夏井(右)

 主会期第2日は20日、青森県内で各競技が行われ、ラグビーで今年から正式種目となった7人制の女子は、決勝で秋田が28−0で青森を下し、初代王者に輝いた。10月の岩手国体には開催県の岩手と東北代表の秋田が出場する。3位は宮城だった。

◎全5試合無失点の完勝

 ラグビー王国は女子も強かった。今大会から始まった7人制女子で、秋田が頂点に立った。夏井主将(秋田銀行)は「初代王者という名称をもらい、うれしい」と笑顔を輝かせた。
 予選を含めて全5試合を無失点の完勝。桧森総監督(秋田ノーザンブレッツプレアデス監督)が「目指すのは7人制らしいパスをつなぐラグビー」と言う通り、素早い展開で圧倒した。
 決勝は地元の声援を受ける青森の激しい防御に遭い、前半7−0と苦戦。「緊張から体がこわばったが、絶対勝つという気持ちで切り替えた」と夏井主将。後半1分、3分と立て続けにトライを奪い、開催県の岩手を除き、東北の1枠だけの国体出場権をつかんだ。
 選手の大半はトップイーストリーグの秋田ノーザンブレッツがつくる7人制女子チーム、プレアデスに所属。小さい頃から楕円(だえん)の球に親しみ、秋田の伝統を受け継ぐ。
 7人制女子はリオ五輪から正式種目となり、2020年東京五輪の強化策として、10月の岩手国体でも始まる。夏井主将は「注目度が高まり、すごくうれしい。岩手国体はレベルの高いチームばかりが相手だが、まず1勝を目指したい」と意気込んだ。(野仲敏勝)

<宮城、3位決定戦で快勝>
 ラグビー7人制女子の3位決定戦は宮城が19−0で福島に勝った。スクラムハーフの白岩主将(仙台リゾート&スポーツ専門学校講師)は「頑張りが結果に出た」とうれしそう。
 母体は、東京五輪に代表選手を出そうと、2年前に発足した「宮城女子ラグビークラブ・ディアネート」。高校生から社会人まで初心者の集まりだが、「勝ちたい」という気持ちが高まり、徐々に練習が本格化した。7月に八幡平市であったフェスティバルでチーム発足後の初トライを決め、今大会の予選リーグの福島戦で初勝利を挙げた。
 「7人制は女性らしさを生かせるスポーツ」と白岩主将。繊細で華麗なラグビーを目指す。


2016年08月21日日曜日


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