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<楽天>ミコライオ誤算 3点差守れず

8回、オリックス・糸井に同点打を許した東北楽天4番手のミコライオ

 他球場ではナイターが始まってしまう午後6時目前まで、約5時間の延長十二回を戦った末、勝てなかった。「勝てなかったというのと、延長で負けなくて良かったのと両方の気持ちだ」と試合後の梨田昌孝監督は徒労感に満ちていた。一時3点のリードを守れず、最下位オリックスに今カード勝ち越しを逃したのだから当然だ。
 今季不振が続いた松井稼頭央が八回にダメ押し適時打を放つという願ってもない追い風が吹いた展開から、同点を許したのが痛かった。「あのまま勝たなくてはいけなかった。想定外だった」と嘆きの指揮官の矛先は、4−1で登板したミコライオに向いた。19日の試合で打球が左腕に当たって負傷した影響もあったのか、直球系の球を次々と捉えられ、5安打を浴び同点を許した。本人は「低めへ投げきれず、球が浮いてしまった」と沈んだ表情。与田剛コーチも「制球が甘い」と厳しかった。
 嫌な雰囲気のまま突入した延長は得点機を築きながらも無得点で終わった。ただ十一、十二回を2軍から復帰後初登板の青山浩二が無失点でしのいだのはせめてもの収穫か。梨田監督は「勝ち越せなかったが、青山が久々に頑張った」とたたえつつ、「複雑な気持ちだね」と引き分けの結果に微妙な表情を浮かべた。(金野正之)


2016年08月22日月曜日


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