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<国道45号>被災の釜石鵜住居地区28日開通

テープカットで祝う関係者。背後の高台では鵜住居小と釜石東中の再建工事が進む

 東日本大震災で甚大な被害に遭った岩手県釜石市の鵜住居地区で、国道45号の復旧工事がほぼ完了し、現地で21日、地元住民ら主催の式典があった。28日午前6時に車道が開通する。
 地区中心部を通る1.2キロの区間を復旧した。国土交通省三陸国道事務所によると、平均2メートルのかさ上げと土地区画整理事業も同時に進める必要があったことから、開通は予定より5カ月遅れた。今後は歩道を整備する。
 道路幅は12メートルから17メートルに広がった。道路沿いでは災害公営住宅が建ち始め、自力再建する被災者向けの宅地造成も本格化する。鵜住居小と釜石東中も本年度内に完成予定で、復興まちづくりが一段と進む。
 式典では、親子3代の夫婦が住民を代表して区間内の橋で渡り初めをした。実家の祖父、父らと共に歩いた宮古市の高校教諭岩崎健太さん(32)は「時間はかかったが、復興が一つ一つ進んでいるのを感じた」と語った。


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2016年08月22日月曜日


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