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捜索ボート転覆 海保職員死亡

 21日午後2時5分ごろ、福島県南相馬市原町区の北泉海岸沖で、男性が溺れて流されたとの通報を受けて付近を捜索していた宮城海上保安部の巡視船まつしまの搭載艇(2.4トン、長さ6.4メートル)が転覆した。海上保安官5人全員が海中に転落し、航海士補の内海昭治さん(42)が死亡した。
 第2管区海上保安本部や南相馬署によると、同市原町区日の出町、会社員由藤大樹さん(18)が同日昼すぎに海岸から流されて行方不明になり、5人が捜索していた。
 内海さんは別の搭載艇に救助され、同市の病院に搬送されていた。3人は自力で陸に上がり、1人は仙台航空基地のヘリコプターに救助された。
 午後0時半ごろの波の高さは約1.5メートルで、風も強かった。搭載艇は小型ボートで、海岸に沿って捜索中に大波を受けて転覆した可能性が高い。2管本部がさらに詳しく調べている。
 南相馬署によると、由藤さんは同僚の男性会社員(38)と午前中から海岸を訪れていた。消波ブロックの周辺で水遊びをしていて溺れたらしい。海岸は東日本大震災の復興工事中で、遊泳禁止になっていた。


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2016年08月22日月曜日


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