宮城のニュース

<仙台港>大型クルーズ船 来春寄港

仙台港に来春、初寄港するセレブリティ・ミレニアム。全長294メートル、全幅32メートルで乗客乗員3000人以上を収容する

 仙台港に来年4月、米国の大型クルーズ船「セレブリティ・ミレニアム」が寄港することが22日、分かった。総トン数9万1000トン、乗客定員2158人で、仙台港に入るクルーズ船としては、いずれも過去最大。関係者は景観や食の魅力をアピールし、今後のクルーズ船の寄港増加につなげる考えだ。
 所有する米船会社セレブリティクルーズの日本総代理店ミキ・ツーリスト(東京)が来年4月22〜30日、横浜発着のツアーを企画。長崎、韓国・釜山のほか、いずれも初寄港の新潟(27日)、青森(28日)を経て、29日午前9時に仙台港中野埠頭(ふとう)に入港し、午後3時半まで滞在する。
 これまで仙台港に寄港したクルーズ船は、13年5月のコスタ・ビクトリア(7万5000トン、乗客定員1900人)が最大だった。今回は乗員を含めると3000人を超える規模。参加者は6〜7割を日本人、3〜4割を欧米やアジアからの外国人観光客を見込む。
 外国人観光客拡大の一手としてクルーズ船に期待が集まる中、東北経済連合会は3月、高橋宏明前会長らが米国で業界最大規模の見本市に初めて参加。セレブリティ社など世界の船会社に東北の港湾、観光の魅力を紹介し、今回の寄港実現につながった。
 今後は東経連が市町村などと連携し、仙台や松島、平泉といった観光地を巡る乗客向けオプションツアーの開発など、受け入れ態勢づくりを急ぐ。
 東経連の小野晋常務理事は「世界のクルーズ業界は今後の需要拡大へ新たな寄港地を探している。北海道と首都圏の間は未開拓のエリアであり、東北の魅力を発信したい」と話す。
 東北では、10万トンを超すクルーズ船が青森などに寄港した実績がある。


関連ページ: 宮城 経済

2016年08月23日火曜日


先頭に戻る