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<台風9号>宮城豪雨級の大雨警戒

 台風9号の接近に伴い宮城県内全域に大雨洪水警報が発表された22日、ほぼ1年前に県北部に甚大な被害をもたらした宮城豪雨の被災市町では、職員らが情報収集や住民への注意喚起に追われた。
 昨年9月10日夜から11日未明にかけて相次いだ河川の氾濫で2人が死亡した栗原市は同日午後5時、災害警戒本部を設けた。高齢者ら要支援者に退避を勧める避難準備情報を出し、市内12カ所に避難所を開いた。
 台風の県内最接近が深夜と予想され、市職員が夜を徹して被害に備えた。担当者は「昨年の豪雨で堤防が決壊した地点を中心に警戒を続ける」と語った。
 県内最多の約700戸が浸水した大崎市も22日午後に特別警戒本部を設置。昨年は「市の指示の遅れで被害が拡大した」との指摘が相次いだため、雨が本格化する前の同日夕から防災無線や緊急メールで注意を喚起した。
 吉田川が氾濫した大和町は災害警戒本部の設置を想定し、職員が定期的に雨量を確認。担当者は「状況次第では避難所開設も視野に入れなくてはならない。引き続き台風の進路を注視する」と気を引き締めた。


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2016年08月23日火曜日


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