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<台風9号>東北 交通網が混乱

JR線が軒並み運休となり、バスで家路を急ぐ会社員や学生たち=22日午後6時10分ごろ、JR仙台駅前バスプール

 台風9号は22日、千葉県館山市付近に上陸し、首都圏を直撃した。各地で猛烈な雨となり、相模原市で道路の冠水で流されたとみられる女性(58)が死亡、37人が負傷した。空の便は計500便以上が欠航した。
 台風9号は22日午後0時半ごろに上陸。午後9時現在、福島県相馬市付近を時速約35キロで北北東へ進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。23日午後6時までの24時間予想雨量は、東北と北海道200ミリ、関東甲信150ミリ。
 東北でも22日、大雨と強風の影響で、鉄道や空の便で運休や欠航が相次いだ。帰宅ラッシュの時間帯と重なった地域ではターミナル駅のバスプールに家路を急ぐ人の長い列ができた。
 JR東日本仙台支社などによると、山形新幹線は午後1時すぎから福島−新庄間で運転を取りやめ、上下17本が運休した。秋田新幹線は午後6時以降出発の上下6本が盛岡−秋田間で区間運休した。東北新幹線は通常運行した。
 在来線は宮城県内で東北線や仙山線など7路線で上下175本が運休した。阿武隈急行は午後6時から全線で運休。秋田、山形、福島などでも多くの路線で運行を見合わせた。
 JR仙台駅前のバスプールでは列車の運休に伴い、バスで帰路に就く会社員らの長い列ができた。
 国土交通省仙台空港事務所によると、仙台空港発着の31便が欠航。秋田、大館能代、山形、庄内の各空港を発着する計19便も欠航した。


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2016年08月23日火曜日


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