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<救命胴衣>着用呼び掛け 漁協女性部が再開

漁師にライフジャケットの着用を呼び掛けるLGLの会員(左)

 気仙沼海上保安署は、宮城県漁協志津川支所女性部のライフ・ガード・レディース(LGL)と合同で、漁師らにライフジャケットの着用を呼び掛ける活動を南三陸町志津川で再開した。志津川でのLGLの活動は、東日本大震災で会員2人が犠牲となったため休止していた。活動は震災以来6年ぶりとなる。
 志津川地区のLGL3人を含む約10人が参加した。4日、志津川漁港であった出発式で同署の菅野浩幸次長は「震災から5年以上たち漁業が活発になってきた。生死を分けるライフジャケットの着用を家族にお願いしてほしい」と述べた。
 LGLは志津川の5カ所の漁港を回って漁師や釣り客にライフジャケットの着用を促すチラシを配った。LGLの小山れえ子さん(70)は「皆さんと協力して事故のないよう頑張っていきたい」と話した。
 同署のLGLは漁協支所ごとに組織され、144人が所属。震災で志津川地区のLGLは会員2人が死亡したため活動を休止していた。
 同署によると、2011〜15年、全国の海難事故でライフジャケット着用者の死亡率は未着用者に比べ2分の1に抑えられた。気仙沼市では今年2月、女性がノリ収穫中に漁船から転落した事故があり、ライフジャケットを着用していたため救助できたという。


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2016年08月23日火曜日


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