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<リオパラ五輪>宮城MAX3人 闘志満々

小中学生との交流イベントで力強いプレーを見せる藤本=仙台市の東北学院大泉キャンパス体育館
藤井 新悟
豊島  英

 リオデジャネイロ・パラリンピックで過去最高の6位以上を目標に掲げる車いすバスケットボール男子の日本代表が24日、千葉市内で1週間の合宿に入る。チームの中心となるのが、仙台市のクラブチーム、宮城MAXの藤本怜央(32)=東北福祉大出=、藤井新悟(38)=秋田県美郷町出身=、豊島英(27)=いわき市出身=の3人。特に藤本は代表、選手団両主将の重責を担う。
 日本代表は11大会連続12度目の出場。北京大会が7位、ロンドン大会が9位。今大会もメダル獲得は厳しいが、4年後の東京大会でのメダルにつなげる戦いにしようと意気込む。
 宮城MAXは5月に前人未到の日本選手権8連覇を達成した強豪。その大黒柱のセンター藤本は4大会連続出場となる。サッカーをしていた小学3年の時に事故で右脚を失ってから義足でバスケットボールを始め、大学で車いすバスケに出合った。宮城MAXに加入後は日本選手権で12度の得点王。各国のトップ選手が集まるドイツ・リーグでもプレーした。
 日本代表のリーダーを務める宮城MAXの岩佐義明監督(58)は「何でもできる選手でセンスの塊。腕が長く、スピードもあり、身長2メートル級の外国人選手とも戦える」と期待。藤本は「太い柱として、傾かず、立ち続けなければいけない。悪い流れの時にもどうあるべきか常に考えたい」と自覚は十分だ。
 ベテランのリードガード藤井は4度目の出場で、直近の2大会は主将を務めた。経験を生かし、試合の流れを感じ取るゲームづくりが期待される。「バスケ人生の全てを集約させて臨む」と意気込む。「個性の強いメンバーがそろった。どういう攻撃、守備をすべきかをいち早く気づき、頭と冷静さで貢献したい」
 2度目の豊島は気持ちが強く、速いディフェンスが持ち味。「前回は周りに引っ張ってもらった。今度は主力としてチームに貢献したい。自分を起点にいいディフェンスができるよう積極的にいく」と決意を示す。
 日本の強みは連係の質と緻密さ。明確な戦略と戦術に基づくスカウティングを徹底させ、個が強い海外チームにチームワークによる攻守で対抗する。1次リーグ初戦は9月8日(日本時間9日)のトルコ戦。藤本は「全員で戦うバスケットをする。東京に向けて日本が強いことを示す」と闘志満々だ。(宮田建)


2016年08月23日火曜日


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