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<アウガ>青森市副市長が辞任 債務超過引責

JR青森駅前の複合商業施設アウガ=2009年3月

 青森市の佐々木淳一副市長は22日、担当していた複合商業施設「アウガ」を運営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」の債務超過などの責任を取り、辞職した。兼任していた三セク社長についても辞職届を提出したが、同日の取締役会で再任された。後任が決まるまで続投し、決定後は取締役として残る意向を示している。
 佐々木氏は市企画調整課長や経済部長などを歴任し、昨年3月に定年退職。同6月24日に副市長に就任し、アウガ問題などを担当した。任期は2019年6月23日までの4年間だった。
 辞職理由について佐々木氏は「債務超過と赤字となった責任を取る」と説明。同社の経営を巡り、鹿内博市長らと考えが一致しないことがあったといい「副市長と社長という二重の立場があり、難しかった。今後は社長として市側に意思を表明していきたい」と述べた。
 鹿内市長は「何度か引き留めたが、今回は本人の意思が固かった。残念だ」と話した。副市長は当面1人体制とする。
 アウガ問題を巡っては、鹿内市長が今年6月末、同社の整理方法などをまとめた最終版を提示し、関連議案が議決された後に辞職すると表明した。しかし、最終版の公表がずれ込んで辞職時期が不透明となっており、市議会が反発、市政の混乱が続いている。
 市議会は22日、29日開会の定例会に市が提案予定のアウガの修繕積立金を三セク支援に支出する条例案について、地権者の同意を得ていないことに対し、「近日中に賛同を得てほしい」と市長に申し入れた。


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2016年08月23日火曜日


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