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映画文化釜石に再興を 映画祭企画

 映画館のない岩手県釜石市に映画文化を再興し、東日本大震災の被災者が交流する機会をつくる「釜石てっぱん映画祭」が26〜28日、同市のライブ施設「釜石PIT」で開かれる。市民有志でつくる実行委員会の主催。25日まで市内で前売り券を販売する。
 「かもめ食堂」「フラガール」など市民の投票で決まった6作を含む9作を上映する。特別作品として実行委が選んだ「あん」「我が人生最悪の時」に出演する俳優の永瀬正敏さんのトークイベントもある。
 釜石市ではかつて複数の映画館が営業していたが、全て閉館して20年以上たつ。震災後、実行委の平松伸一郎代表(45)は公民館などで映画上映会を開催した。仮設住宅で孤立しがちな男性高齢者が参加し、交流を深めるなど「映画の力」を実感した。
 「鉄板」は「間違いない」という意味で若者らが使う言葉で、釜石が製鉄業で栄えた歴史にもちなんだ。
 平松さんは「大きなスクリーンで映画を見て笑い、泣き、感動する時間を共有することで『心の復興』につなげてほしい」と話す。
 1作を鑑賞できる前売り券は500円(当日800円)。特別作品は専用券が必要。連絡先は平松さん080(1823)1571。


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2016年08月23日火曜日


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