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<リオ五輪>東北関係選手 競技後の声

 21日閉幕したリオデジャネイロ五輪では、18競技で東北関係選手計33人が出場。レスリング女子58キロ級で伊調馨(ALSOK、八戸市出身)が4連覇、バドミントン女子ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)が史上初の金メダルを獲得するなど、活躍した。選手たちの競技後の声を紹介する。

◎レスリング
 <伊調 馨=ALSOK、八戸市出身(レスリング女子58キロ級で4連覇の快挙)>
「もっといい試合がしたかった。(逆転の場面は)相手がタックルに入ってきてくれたので、最後のチャンスだと思って、ここしかないと思って取りにいった。最後は(亡くなった)お母さんが助けてくれたと思う」
 <太田 忍=ALSOK、青森県五戸町出身(レスリング男子グレコローマン59キロ級で銀メダル)>
「世界で2番目の練習しかできなかった。得られたのは悔しさが一番。次(東京五輪は)やってやる」

◎サッカー
 <櫛引 政敏=鹿島、青森山田高出(サッカー1次リーグ最終戦でスウェーデンを1−0で下し勝ち点4としたが、B組3位で敗退)>
「悔しいが、終わったことは変えられない。日々努力するしかない。監督には2年半、いろんなことを教わった。結果を残せなかったのは自分たちの力。申し訳なく思う」
 <室屋 成=FC東京、青森山田高出>
「勝ったのに喜べない試合は悲しい。期待してくれた国民の皆さまには謝りたい。でも前を向いて、それぞれがこの経験を生かしてやることが大事」

◎自転車
 <渡辺 一成=日本競輪選手会、福島・小高工高出=(自転車男子ケイリン敗者復活戦で敗退)>
「気持ちも体も万全だった。僕の実力不足。もっと脚力を磨かないといけないし、日本の選手は後れを取っている」
 <窪木 一茂=NIPPOヴィーニファンティーニ、福島・学法石川高−日大出(自転車男子オムニアム14位)>
「世界のトップ選手が仕上げてきた。五輪はこんなにも違うものかと肌で感じた」

◎バドミントン
 <高橋 礼華=日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出(バドミントン女子ダブルスで金メダル)>
「最後、競った場面で追いつけたときに、こういったときは自分たちの方が強いと思ってプレーできた」
 <松友 美佐紀=日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出>
「1ゲーム目は私が全然良くなかったが、ファイナル(ゲームで)で自分がやってきたことを諦めずに出せた。金メダルというよりも、最後のあの場面で自分たちのプレーができたことがすごくうれしい」

◎卓球
 <水谷 隼=ビーコン・ラボ、青森山田高−明大出(卓球男子シングルスで銅、男子団体で銀)>
「シングルスと団体でメダルが取れて、団体は銀で素晴らしい結果だと思う。(男子団体初のメダルに)卓球界のみんなの夢をかなえられて本当にうれしい。今回のメダルが東京五輪につながると信じている。東京五輪で絶対に優勝したい」
 <丹羽 孝希=明大、青森山田高出(卓球男子団体で水谷らとともに銀メダル)>
「史上初の銀メダルはすごくうれしいが、決勝も何度かチャンスはあったが、生かせなかったので悔しい。五輪は終わったが、これからも大きい大会があるし、それに向けてもっと強くなって今度は勝てるように頑張りたい」
 <福原 愛=ANA、仙台市出身(卓球女子団体で銅メダル)>
「やっぱりメダルを取れるのと取れないのとでは雲泥の差。獲得できて良かった。とても苦しい4年間でした。もう一回やりたいとは思わないが(時がたつのが)本当に早かった」

◎セーリング
 <富沢 慎=トヨタ自動車東日本(セーリング男子RSX級で15位、最終レースに進めず)>
「吹いてほしくない(質の)風が吹いた。思ったよりいい位置に付けたが、最後は欲が出た」
 <牧野 幸雄=トヨタ自動車東日本(セーリング男子49er級に高橋賢次と共に出場も18位)>
「あまりスピードが出せず、周りについていけなかった。船の速さがないと勝てない。勝負できる感じではなかった」
 <高橋 賢次=トヨタ自動車東日本>
「メダルの夢はかなわなかったが、精いっぱい戦った」

◎ゴルフ
 <池田 勇太=東北福祉大出(ゴルフ男子通算3アンダー、281位で21位)>
「五輪がどうこうより、今日のこの結果が悔しいというか納得できない。自分のゴルフの流れをつくれなかった。五輪ってこういうものなのかなというのは最終日にして感じられた」

◎カヌー
 <佐々木 将汰=秋田・万六建設(カヌースラロームカナディアンペア予選12位で準決勝進出を逃す)>
「僕がうまく(カヌーを)コントロールできず、申し訳ない」
 <佐々木 翼=秋田・万六建設>
「悔しい思いだけ。(今大会で競技を退くことを決めており)カヌーをやって良かった」

◎陸上
 <福士 加代子=ワコール、青森・五所川原工高出(マラソン女子で14位)>
「本当にしんどかった。金メダルを目指したから最後まで頑張れた。こんなに頑張った自分はいない。特別な時間を過ごせた」
 <佐々木 悟=旭化成、秋田工高−大東大出(陸上男子マラソンで16位)>
「あまり納得できるものではない。本当はもっと上を狙っていきたかった。ペースが上がったときに余裕を持てなかった」
 <村山 紘太=旭化成、宮城・明成高−城西大出(陸上男子1万メートルの日本記録保持者も本番では30位)>
「しっかり練習を積んで自信はあった。どれだけやれるか楽しみだった。結果があまり良くなくて残念。悔しい。やれることはたくさんある。次にチャレンジしていく」
 <高橋 英輝=富士通、岩手大出(陸上男子20キロ競歩で42位)>
「結果を残せず申し訳なく思う。気持ちと体がうまく合わなかった。不安な気持ちがレースに出た」
 <山下 航平=筑波大、福島・橘高出(陸上男子三段跳び予選で15メートル71で予選通過ならず)>
「実力不足。楽しむ気持ちを持たないと、とは思っていたけど余裕がなかった。実力を高めることが必要。前から東京五輪への思いは大きかったので、今回の経験を生かせればと思う」
 <久保倉 里美=新潟アルビレックス、福島大出(陸上女子400メートル障害で予選落ち)>
「調子自体はすごく良かった。アップの時に雨がかなり降っていて、体が思うように動かなかったことが悔やまれる」

◎ボート
 <大元 英照=アイリスオーヤマ(中野紘志と組んでボート男子軽量級ダブルスカルに出場し15位)>
「最初の500メートルでミスが目立ってしまった。それが大きく響いた。冷静にいったけど、波に対応できず、思ったようなレースができなかった」

◎アーチェリー
 <古川 高晴=近大職、青森東高−近大出(アーチェリー男子個人準々決勝で敗れ、2大会連続のメダル逃す)>
「風を読む判断がきちんとできなかった。東京五輪でもっといい結果を出すために今回もやっていた」

◎テニス
 <杉田 祐一=三菱電機、仙台市出身(テニス男子シングルス2回戦で敗退)>
「重圧がかかった場面で動けなかった。(初の五輪は)素晴らしいものになった。スポーツ最大のイベントで自分のプレーはできた」

◎バレーボール
 <佐藤 あり紗=東北福祉大出(バレーボール女子準々決勝で米国に敗れるもリベロで存在感)>
「負けてしまい、悔しい。日本にいいところもあったけど、全ての面で米国が上回っていた」
 <田代 佳奈美=東レ、宮城・古川学園高出>
「五輪という舞台で、自分の弱みや強みを感じられたことが、すごくいい経験になった」

◎ホッケー
 <三橋 亜記=コカ・コーラウエスト、宮城・築館高−山梨学院大出(ホッケー女子1次リーグ1分け4敗で敗退)>
「自信を持って臨んだが、納得のいく結果を出せなかった。勝つことの厳しさを改めて痛感した」

◎射撃
 <秋山 輝吉=宮城県警(射撃男子ラピッドファイアピストル予選で敗退)>
「自分でもがっかり。自分をコントロールできず焦りが悪い方向にはまった」

◎水球
 <飯田 純士=全日体大、青森商高−日体大出(水球男子1次リーグ5戦全敗、最終戦はセルビアに8−12)>
「(試合に)いい入り方はできたが、個人としては守れなかった部分が多かった。守備の強化という課題が浮き彫りになった」

◎競泳
 <小関 也朱篤=ミキハウス、山形・羽黒高−日体大出(競泳男子200メートル平泳ぎ決勝で終盤失速して5位)>
「こういう結果で終わってしまい、すごく悔しい。世界のレベルが上がっているのが身に染みて分かった。4年後に向けて何ができるか、しっかり考えたい」

◎馬術
 <原田 喜市=蒜山ホースパーク、山形・山形六中出(馬場馬術個人1次予選で45位、2次予選に進めず)>
「後半に持ち直した。自分のベストを出せたので良かった。終わった後の達成感がある。まだ馬は伸び盛りという感じ」


2016年08月23日火曜日


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