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アコーディオンの調べ寺包む

檀家ら約40人が参加したコンサート

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県亘理町荒浜地区の当行寺で11日、パリを拠点に活動するアコーディオン奏者清水貴博さんらの演奏会があった。寺が企画し、約40人が参加した。
 演奏したのは清水さんと、清水さんとジャズユニット「レラーブル」を組むウッドベース奏者の鳥越啓介さん(東京)、パーカッション奏者の相川瞳さん(同)。フラメンコをテーマにした情熱的な曲や、東北をイメージしたゆったりとした曲など多彩なオリジナル作品を披露した。
 寺周辺は被害が大きく、檀家(だんか)125人が亡くなった。岡崎元明住職(59)は「音楽を聴いている時だけでも抱えているものを忘れていただけたらと思う」と語った。近くの災害公営住宅に住む主婦石岡テツ子さん(75)は「素晴らしい時間を過ごせた」と話した。
 清水さんはパリ在住の日本人らとアコーディオンを被災地の小学校に贈る活動をしており、この日、亘理町荒浜小に1台寄贈した。


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2016年08月24日水曜日


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