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<楽天>島内ミラクル 適時内野安打

9回東北楽天2死満塁、島内が勝ち越しとなる二塁内野安打を放つ

 「勝ちに不思議の勝ちあり」。かつての野村克也監督ならきっとこう評しただろう。東北楽天は好機に考えられないような場面が続いて、勝ちを拾った。
 2−2の九回2死満塁、島内宏明が放った打球は力なく投前へ。だが次の瞬間、相手の守護神サファテは足がもつれ、捕球できなかった。「前に飛べばいい事が起きるかなと思った。もうちょっといいヒットを打ちたかったけど」。記録は二塁への適時内野安打となり、少し戸惑った表情でヒーローインタビューに応じた。
 難敵の先発武田翔太から2点を先取した四回も運を味方に付けた。無死一塁から、銀次の打球は遊撃正面への併殺コースだったが、二塁塁審に当たり内野安打に。続くウィーラーが強い打球を打ち返すと、三塁松田宣浩が大きく後逸し先制。さらに岡島豪郎の中犠飛で加点した。福岡は今季1勝7敗と鬼門になっていたが、この日ばかりは様子が違った。得点機で予想だにしない出来事が次々と起き、島内は「チーム全体にツキがあると感じた」と振り返った。
 東北楽天は残り34試合のうち、首位ソフトバンクと8試合、2位日本ハムと9試合を戦う。「一試合一試合大事に戦っていく」と島内。クライマックスシリーズ進出は難しくなっても、熱を帯びてきたパ・リーグ首位争いの鍵を握るチームとして存在感を示したい。(佐藤理史)


2016年08月24日水曜日


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