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<天童いじめ自殺>市長 謝罪会見せず

 天童一中(山形県天童市)1年の女子生徒=当時(12)=が2014年にいじめを苦に自殺した問題で、天童市の山本信治市長は23日の定例記者会見で、遺族側が和解協議を通じて強く求めていた謝罪の記者会見を行わない考えを表明した。山本市長は和解成立が見込まれる9月下旬以降、3回目となる遺族宅訪問で謝罪の意を伝える。
 謝罪会見を行わないことについて、市長は「和解項目にも入っていない。代理人を通じた話し合いで今回の解決策を見いだした」と強調。遺族宅訪問については「長い間苦しみを与えてしまった。改めておわびの気持ちを伝えたい」と述べた。
 市は、和解と解決金に関する2議案を9月定例会に提出する方針。議案は可決される見込み。
 遺族の母親は「市の対応には失望した。会見の場でしっかりと話をしてほしいという気持ちには変わりない。こんなことでは訴訟にしなかったことが正しかったのか、悩んでしまう」と話した。
 遺族側代理人の安孫子英彦弁護士は先月26日、解決金500万円による和解案を提示後、報道陣の取材に「(市長会見については)市側が条項に入れたがらなかった」と述べ、和解条項への記載を断念したことを明かしていた。


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2016年08月24日水曜日


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