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<双葉高>再開願い歌い集う

 東京電力福島第1原発事故のため福島県双葉町からいわき市に避難し、来年春に休校する双葉高で、同窓会が中心となって休校記念事業に取り組んでいる。29日には「校歌・応援歌を歌う会」を開催。CDに収録し、11月5日の休校記念式典などで配布する計画だ。

 記念事業のテーマは「復活 双高」。同窓生らでつくる実行委員会が、将来の学校再開を願って決めた。
 メイン事業を実施するのは11月5、6日。5日は仮校舎があるいわき明星大の児玉記念講堂で記念式典「双高のつどい」、式典後にいわき市内のホテルで懇親会「想(おも)いをつなぐ会」を開く。
 6日には、夏の甲子園大会に3度出場した硬式野球部のOBチームが他校のOBチームと試合をする予定。
 帰還困難区域にある本校舎で見学会も実施し、記念プレートを除幕する。
 「歌う会」は児玉記念講堂で行い、在校生11人や教職員、同窓生ら約50人が参加。約3時間をかけて校歌、第1応援歌、第2応援歌を録音する。写真や寄稿を載せる記念誌の編集も進めており、来年2月の完成を目指す。
 双葉高は1923年創設の旧制双葉中が前身。これまでに1万7000人以上の卒業生を送り出した。
 実行委員長の中井芳秋さん(76)=いわき市=は「休校は無念だが、双高の歴史と伝統は受け継いでいく。2023年には創立100周年の記念事業を実施したい」と話す。


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2016年08月24日水曜日


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