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<東北観光>6県知事 食品輸入規制緩和を

東北6県の知事らと握手する蘇嘉全立法院長(左)=23日午後4時50分ごろ、台北市

 【台北・大橋大介=報道部】東北6県の知事らと東北観光推進機構の清野智会長は23日、台北市内で蔡英文総統と蘇嘉全立法院長(国会議長)と会談した。東北観光をアピールし、東京電力福島第1原発事故に伴う食品などの輸入規制措置の緩和を求めた。
 面会はいずれも非公開。総統府では、蔡総統が「台湾から多くの人が東北に行くよう呼び掛けたい」とあいさつ。清野会長が東日本大震災で台湾から寄せられた支援に感謝を述べ、「日本の農産物は安心、安全だ。輸入規制の早期解除をお願いしたい」と訴えた。
 台湾は現在、福島産食品の輸入を全て停止している。岩手、宮城などの水産物には放射性物質の検査証明を義務付けており、他の都道府県にも産地証明書の添付を求めている。
 清野会長は、立法院の蘇院長にも輸入規制の早期解除を求めた。村井嘉浩宮城県知事は「輸入規制は被災3県が抱える共通の問題だ。早期に規制を緩和してほしい」と訴えた。
 蘇院長は「日本側の強い願いは分かっている。ただ、台湾国民の不安は十分に払拭(ふっしょく)されていない。障壁がなくなるよう全力で取り組みたい」と話した。


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2016年08月24日水曜日


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