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<台風9号>鉄砲水 排水管詰まりが原因か

鉄砲水で崩落した市道。沢の水を流す排水管が詰まり、上流部(左側)にできた土砂ダムが決壊したとみられる=24日午後3時ごろ、白石市福岡深谷

 台風9号の大雨で宮城県白石市福岡深谷の沢で22日夜に発生した鉄砲水は、市道下に埋められた沢水を流す排水管が先週の台風7号の大雨で詰まったのが原因であることが、市の調査で分かった。配水管が詰まったことで「土砂ダム」のような形で市道の上流側で水がたまり続け、限界に達して約40メートルにわたり決壊。土砂や木を巻き込み、一気に流れ落ちたとみられる。

 台風7号の通過後、土砂ダムの出現を確認した市は排水ポンプを20日に1台、22日にもう1台設置したが、間に合わなかった。排水管は直径約1メートルで、流木や土砂でほとんどふさがった状態になっていたようだ。
 担当者は「(降水量が多かった)昨年の宮城豪雨では被害がなかった場所。流木や土砂は水が引いてから撤去する予定だった」と話す。現在、市道の復旧の見通しは立っていない。
 鉄砲水による人的被害はなかったが、約2キロ下流にある沢沿いの住宅1戸が全壊。さらに約3キロ下流の橋桁の一部も流された。


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2016年08月25日木曜日


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