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「震災と不登校」考える 仙台で全国大会

被災地の子どもたちを取り巻く課題を話し合ったシンポジウム

 「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会in宮城」が20、21の両日、仙台市青葉区の東北学院大土樋キャンパスなどを会場に開かれた。全国でフリースクール運営など支援活動に取り組む関係者や当事者の親子が、東日本大震災から5年を経た被災地の子どもを取り巻く課題を話し合った。
 初日のシンポジウム「震災と不登校」は宮城、福島両県で支援活動に当たる4人が登壇した。被災後の経済的な困窮、住環境の変化で不登校になったケースや、地域の混乱からケアが行き届かない課題を報告。居場所づくりの重要性を強調した。
 東京電力福島第1原発事故に伴う自主避難先から戻った親子に対する配慮を求める意見も出た。
 大会はNPO法人フリースクール全国ネットワークなどが主催し、東北での開催は6年ぶり。全国の関係者ら約350人が参加した。
 現地実行委員長でフリースペースつなぎ(気仙沼市)の中村みちよ代表は「震災から5年たっても影響は根強く、学校以外の居場所づくりが大切。支援者のつながりを広げたい」と話した。
 教育評論家尾木直樹さんらの講演や、不登校を経験した子どもによるシンポジウム、テーマ別の分科会などもあった。


2016年08月25日木曜日


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