宮城のニュース

<楽天>塩見7回に被弾 失投に泣く

7回、ソフトバンクに2点を奪われ、降板する東北楽天先発の塩見(中央)

 借金9だった7月2日以来、東北楽天の借金1桁台復帰を懸けた試合の敗戦は5度目。「(今季8度3連勝しても)4連勝できないのと一緒。そんな壁は破らなくてはいけないのだが」。梨田昌孝監督は怒りと諦めが交じった言葉を吐露した。
 0−0の七回、塩見貴洋が一発に泣いた。「何か嫌な感じがあった」と注意を払って、7番江川智晃に対し膝元へ2球変化球を投げたが、共にボール。直後に外角の変化球が甘く入り、右翼席へ運ばれた。この日1軍に昇格したばかりの伏兵に許した手痛い一発を、塩見は「あの1球が全て」と悔やんだ。
 0−2で迎えた八回、今季初登板の相原和友と武藤好貴が相手を勢いづけてしまった。相原が先頭柳田悠岐に安打を許し、武藤が無死二、三塁から松田宣浩に3ランを被弾した。
 六回までで既に104球だった塩見を続投させ、勝ちパターンの中継ぎ福山博之に続き、左打者に金刃憲人ではなく相原を投入したのが苦しい台所事情を表している。「塩見は球数が多かったが、もう少し投げてほしかった。八回は金刃を使うと連投になる。相原と武藤には結果を出して自信を得てほしかった」。監督の苦心のやりくりが続く。(金野正之)


2016年08月25日木曜日


先頭に戻る