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青森のタクシー値下げへ 運輸局容認

 東北運輸局は24日、青森市を中心とする地域のタクシー運賃の引き下げを認めることを決めた。小型車の初乗り運賃の下限を最大で130円下げる。9月23日から適用する。国が定める運賃に反発する格安タクシー会社との訴訟で、国の敗訴が相次いだことを受けて見直した。青森以外の地域で引き下げの動きが広がる可能性がある。
 青森地域の初乗り運賃の下限は現行で、乗車から1.5キロまでを620円としていた。新運賃では、距離を1.114キロまでとすれば490円にできる「初乗距離短縮運賃」を設定した。1.5キロを維持した場合は、580円に下げる。
 時間距離併用性運賃は、現行の2分10秒ごとに90円上がる時間幅を10秒延ばす。
 引き下げの可能性があるのは、国土交通省が見直しを進めている大津市など8地域。ほかに名古屋、福岡両市を中心とする2地域でも見直しを検討しているが、一部事業者から値上げ申請も出ており、値下げとなるかは不透明だ。
 タクシー運賃を巡っては、過度な競争を防ぐため、一部の地域で運賃の上限と下限を定める「公定幅運賃」が導入されている。これに対し、各地の格安タクシー会社が設定に問題があると提訴。「(国の)判断は合理性を欠く」などとする判決が出ていた。


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2016年08月25日木曜日


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