宮城のニュース

<楽天>決勝点「茂木」取る ランニングHR

9回東北楽天1死一、二塁、茂木が逆転の3点ランニング本塁打を放つ

 「まさかと思った」。打った東北楽天の茂木栄五郎がそう思ったほど奇跡的な逆転打だった。
 1点を追う九回1死一、二塁、中前へのライナーを滑り込んで捕球しようとした柳田悠岐が捕り損ねた。打球が後ろへ転々とする間に、一走、二走に続いて茂木までが「必死で走ったらかえってこられた」。3点ランニング本塁打で逆転勝ちし、今季初めてソフトバンク3連戦に勝ち越した。
 土壇場の攻撃で勝利を諦めない姿勢を見せた。先頭の藤田一也が三塁内野安打で出塁したが、足立祐一は犠打に失敗。反撃ムードがしぼみかけたところで、続く島内宏明が2ストライクから4球粘った末に左前打で1死一、二塁の好機をお膳立てした。島内は「バント失敗の悔しさはよく知っている。ヒットでつなぎたかった」。
 勝負を決めた茂木は外角低めの151キロに力負けしなかった。「藤田さん、島内さんが粘って出てくれた。自分も甘い球をとらえて銀次さんにつなごうと思った」と集中していた。
 「誰かのミスを救うのがチーム。オリンピックのバドミントンのような素晴らしい粘りを見せてくれた」。梨田昌孝監督は一丸の逆転劇に、満面の笑みを浮かべた。(金野正之)


2016年08月26日金曜日


先頭に戻る