宮城のニュース

<熊本地震>被災者ら仙台視察「知恵生かす」

荒浜地区の元住民らと交流する吉村さん(左から3人目)ら

 熊本地震で自宅が全壊するなどし、熊本県益城町の仮設住宅で暮らす地域づくりボランティア団体代表の吉村静代さん(66)ら3人が26日、東日本大震災の津波被害を受けた仙台市若林区荒浜地区を視察し、被災者らと交流した。
 吉村さんらはNPO法人イコールネット仙台(仙台市)の宗片恵美子代表理事の案内で、震災遺構として保存される旧荒浜小校舎を訪問。生々しい爪跡を確認した。近くの慰霊塔にも足を運び、犠牲者を悼んだ。
 荒浜地区の元住民で若林区蒲町南の主婦庄子千枝子さん(72)方では、吉村さんが「独り暮らしの人を集会所にどう誘い出せばいいか」などと質問。震災被災者5人が体験談を交えて助言し、「この先、長いけど希望を持って」とエールを送った。
 吉村さんは「頂いた知恵を生かし、熊本の仮設住宅でコミュニティーをつくり上げたい」と話した。一行は29日まで滞在し、石巻市なども訪れる。


2016年08月27日土曜日


先頭に戻る