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<クマ出没>被害防止へ秋田県が連絡会議設置

 5〜6月に鹿角市で男女4人が相次いでツキノワグマに襲われて死亡した事故を受け、秋田県は26日、関係機関によるツキノワグマ被害防止連絡会議を設置した。秋にかけて県内でのキノコ採りが本格化することから、会合を通して関係機関が共通認識を深め被害防止に取り組んでいく。
 秋田市で同日あった初会合では、被害対策や防止策として、死亡事故発生時に現場周辺を入山禁止にすることや、駆除を担う狩猟者の育成強化などの方針案が提示され、了承された。
 連絡会議は県、県警、市町村、県猟友会、東北森林管理局、県森林組合連合会などで構成。クマの生息数や前年度の被害状況と今後の見通しなど情報を共有する。人が被害に遭った場合、地域の関係機関による被害緊急対策会議を設置する。
 初会合には約70人が出席。質疑では、県猟友会関係者から「猟友会会員は生活が成り立ってこそ駆除に協力できる」などと、駆除出動時の手当の充実を求める意見が出された。
 県によると本年度は25日現在、クマに襲われて4人が死亡、6人が重傷、5人が軽傷を負った。死亡者が出たのは2007年度以来。目撃件数も急増しており、21日現在で740件と、過去最多だった01年度の535件を大きく上回る。


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2016年08月27日土曜日


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