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<全村避難>飯舘で道の駅着工 来夏完成へ

「までい館」の内部の完成予想図

 東京電力福島第1原発事故で全村避難する福島県飯舘村が建設する道の駅「までい館」の安全祈願祭が26日、村中心部の予定地であった。花の栽培施設も併設させ、村の復興拠点とする予定で、来年8月のオープンを目指す。
 県道沿いに建設する。木造平屋、床面積1082平方メートルで、コンビニエンスストアや食堂が入るほか、ガラス張りのハウスを整備。栽培したシャクナゲなど花の展示、販売スペースも設ける。事業費は約7億4000万円で、うち4分の3に国からの補助金を充てる。
 さらに北側隣接地にもビニールハウス2棟を建設する計画。村民への苗提供も進め、地域の農業復興につなげる。
 約60人が参加した安全祈願祭で、菅野典雄村長は「主要県道沿いの道の駅は福島県全体の復興にもつながる。村の農業は(原発事故で)汚されてしまったが、村を花で美しくしていきたい」と述べた。
 村は道の駅周辺の約9ヘクタールを復興拠点と位置付け、災害公営住宅などを整備する計画で、既に大規模太陽光発電所が完成した。村内の避難指示は一部を除き、来年3月末に解除される。


2016年08月27日土曜日


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