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<わらび座>介護など5事業で住宅会社と提携

介護など5事業で業務提携を結んだシリウスの佐藤社長(左)とわらび座の山川社長

 住宅販売会社シリウス(盛岡市)と劇団わらび座(仙北市)は26日、介護や人材開発など5事業で業務提携を結んだ。両社の得意分野や経営資源を活用し、岩手、秋田両県での事業展開を目指す。
 わらび座は、岩手県にあるシリウスの介護施設利用者を演劇で元気づけたり、演劇教育で患者の気持ちが分かる職員を養成したりする。シリウスから施設運営ノウハウの提供を受け、秋田県内で介護事業の展開を検討する。
 シリウスの社員研修も支援し、演劇体験で自己啓発やコミュニケーション能力の向上につなげる。
 シリウスは岩手県矢巾町などで太陽光発電を手掛けており、河川を利用した水力発電の自然エネルギー事業にも乗り出す。秋田県内の用地選定でわらび座の協力を仰ぐ。
 ブルーベリーを栽培するわらび座がシリウスを指導し、自然食品事業の展開を目指す。両社で湯治と観劇、健康診断を組み合わせた「医療ツーリズム」を仙北市で展開する構想もある。
 盛岡市で同日あった調印式で、シリウスの佐藤幸夫社長は「事業はハードだけでは駄目。ハートがないといけない。わらび座との提携で社員の能力を高め、業務に生かす」と話した。
 わらび座の山川龍巳社長は「文化事業には癒やしがある。特徴を介護や社員教育で共有し、心を育てるヒューマンビジネス産業として展開したい」と語った。


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2016年08月27日土曜日


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