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<旧北上川>堤防完成後の河口活用法探る

堤防に上って対岸の街並みや川を眺める参加者

 東北地方整備局などは27日、東日本大震災で被災した旧北上川河口の石巻市川口・湊地区に整備する堤防工事の進み具合を住民に説明し、完成後の空間利用についてワークショップ形式で意見交換をした。
 住民ら30人が参加。試験的に盛り土した堤防に上り、見晴らしや勾配の緩やかさなどを確認。案内した職員は「石巻川開き祭りの花火大会を楽しめるような場所にしたい」と説明した。
 近くの市総合福祉会館「みなと荘」では六つの班に分かれ、堤防の一部に設けられる広場の活用方法を巡って意見を交わした。参加者からは「四季の花を植えたい」「釣りができる場所にしてほしい」などの声が上がった。
 湊地区のみなし仮設住宅で暮らす無職大柳光吉さん(71)は「秋に、すぐ近くの災害公営住宅に移り住む。早く堤防が完成した姿を見たい」と話した。
 整備局が建設する旧北上川河口の堤防は両岸合わせて延長約19.3キロ、高さは海抜4.1〜7.2メートル。3月末現在で堤防工事に着手した区間は32%(うち完成11%)で、2020年の完成を目指している。


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2016年08月28日日曜日


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