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<コンポジウム>鎮魂、復興…祈りを表現

フィナーレで巨大水彩画をバックに、太鼓に合わせて歌声を響かせる出演者たち

 東日本大震災犠牲者の鎮魂と古里の復興を祈る「コンポジウム気仙沼2016」が19日夜、気仙沼市民会館であった。震災をテーマにした画家加川広重さん(仙台市)の巨大水彩画を舞台に据え、市民の合唱や郷土芸能、メッセージ発表などで地域の未来を見つめた。

 市民らでつくる実行委員会が主催し、イベント名はコンサートとシンポジウムを組み合わせた。
 巨大水彩画は、南三陸町防災対策庁舎をモチーフにした「南三陸の黄金」。加川さんは、リアス・アーク美術館(気仙沼市)の山内宏泰学芸係長と対談し、「今後も、震災を描いていきたい」と決意を語った。
 気仙沼アマチュアコーラス連絡会は「大切なふるさと」「とうさんの海」などを合唱した。また、震災後、市民会館など気仙沼市に佐賀県からピアノ24台が贈られたプロジェクトの橋渡し役をしたピアニスト住江一郎さんも登場。ベートーベン「月光」などを演奏した。
 舞台に立った高校生や大学生は古里気仙沼に寄せる思いを発表。「街づくりに積極的に関わっていきたい」などと語った。


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2016年08月28日日曜日


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