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<ベガルタ>精度の差で明暗

仙台―広島 後半33分、広島・柴崎に0―2となるゴールを決められ肩を落とす仙台・DF渡部(左)とGK関(同2人目)(庄子徳通撮影)

 0−1の後半33分、仙台の渡部がクリアしたボールを広島・柴崎がシュート。バーに当たりネットを揺らすと、仙台イレブンは天を仰いだ。「広島は最後の最後で体を投げ出していた。細かい部分をもっと、研ぎ澄まさないといけない」。渡辺監督は相手との差を痛感した様子で、悔しさをにじませた。
 リーグ連覇を狙う広島に、攻撃面では引けを取らなかった。特に0−1の後半中盤までは、ブラジル人2トップのウイルソン、ハモンロペスが絶妙なワンツーで守備を崩し、再三ゴールを襲った。しかし、相手は精度で上回った。
 「決定機を決める、決めないの差が出てしまった」と奥埜は振り返る。攻撃でいい形をつくったが、最後のシュートが決まらない。逆に広島に前半30分、パスミスをさらわれ、カウンターから失点。2点目も中途半端なクリアボールを見逃してもらえなかった。
 4月の前回対戦は0−3と完敗だったが、手も足も出なかった当時に比べれば、成長ぶりは見せた。主将富田は「結果は受け入れないといけないが、いい形で攻撃できた」と手応えをつかんだ。負傷者多数を抱え苦難は続くが、ここが踏ん張りどころだろう。(狭間優作)


2016年08月28日日曜日


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