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<牡鹿鯨まつり>「捕鯨の町」食文化伝えよう

鯨肉炭火焼きの配布コーナーには長い列ができた

 宮城県石巻市鮎川浜の牡鹿公民館跡地の特設会場で28日、牡鹿鯨まつり(実行委員会主催)が開かれた。かつて捕鯨基地として栄えた地区の一大行事で、市内外から5500人が訪れ、終日にぎわった。
 特設ステージでは牡鹿中の全校生徒47人による「侍ソーラン」、鮎川小児童が「銀鱗(ぎんりん)太鼓」を披露。鯨の食文化を伝えようと地元の捕鯨会社が提供したツチクジラの炭火焼き約100キロを無料で振る舞い、来場者は鯨肉の味をかみしめていた。
 東日本大震災で被災し転居した住民も地元に戻り、旧友との再会を楽しむなど地区は活気に包まれた。
 塩釜市塩釜一小の小栗武琉(たける)君(8)は「鮎川浜には初めて来た。鯨肉はおいしかった」と話した。
 斎藤富嗣実行委員長は「古里の良さをみんなで感じ、楽しい思い出を作ることができた」と語った。
 鯨まつりは1953年から続く伝統のイベント。震災で中断したが、2013年に復活した。


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2016年08月29日月曜日


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