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<作並駅>鉄道の魅力体感 開業85周年感謝祭

保線用の小型車「レールスター」に乗る親子

 JR仙山線作並駅(仙台市青葉区)の駅開業85周年を祝う感謝祭が28日、同駅であった。作並温泉旅館組合が企画し、親子連れや鉄道ファンでにぎわった。
 目玉は保線用の小型車「レールスター」の乗車会。午前11時に受け付けが始まると、さっそく行列ができた。大和町の会社員千坂菜々子さん(35)は前日泊まった旅館で催しを知り、長女心陽(こはる)ちゃん(5)と訪れた。「線路のすぐ上を走ったので新鮮だった」と話した。
 蒸気機関車の時代に進行方向を変えた設備「転車台」の見学会もあった。仙山線鉄道施設群の一つとして土木学会の選奨土木遺産に2014年度認定されていて、来場者は興味深そうに眺めていた。
 駅前では、作並地区を含む仙台西部の有志が12年に結成した「西部広陵太鼓」の演奏が披露され、芋煮や餅が振る舞われた。
 作並駅は1931年8月30日開業し、仙台−作並間を結んだ。55年には北仙台−作並間で国内初の交流電化試験が始まり、同じく土木遺産の記念碑が駅構内にある。古沢俊一駅長は「作並駅は作並温泉の玄関口であり、貴重な鉄道遺産もある」とPRした。


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2016年08月29日月曜日


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