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<震災2000日>新しい朝 また進む

朝焼けに照らされるJR常磐線浜吉田駅と仙台方面への始発列車。相馬方面(右奥)は運休が続く=25日午前5時40分ごろ、宮城県亘理町(写真部・川村公俊、鹿野智裕撮影)

 東日本大震災は30日、発生から2000日目を迎えた。被災地の復興は依然道半ば。「ここまできた」「先はまだまだ」。2000日は復興への通過点だ。
 復興庁によると、岩手、宮城、福島の被災3県の避難者(7月14日現在)は10万8321人。発生1週間後のピーク時(36万8838人)の3分の1以下になったが、全国14万7772人の大半を占め、仮設住宅などでの暮らしが続く。
 JR東日本は常磐線相馬(福島県相馬市)−浜吉田(宮城県亘理町)間の運転を12月10日に再開する。浜吉田駅以北は現在、仙台駅との間の折り返し運転が続く。残る福島県の富岡−浪江など3区間は順次再開され、全線再開は2019年度中の見通しだ。
 常磐線で宮城県山元町から仙台市に通学する東北福祉大2年黒沢里穂子さん(20)は浜吉田駅の南隣、新山下駅(山元町)の使用開始を心待ちにする。2000日を挟んで変化する街の風景に「早く震災前の状態に戻ってほしい」と期待する。


2016年08月30日火曜日


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