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<福島第1>冷却装置改良配管に不具合

 東京電力は29日、福島第1原発1〜3号機にある使用済み燃料プールの冷却装置の改良工事で、熱交換器の配管に不具合が生じ、予定していた新たな冷却系統への切り替え作業を中断したと発表した。
 1〜3号では従来、燃料プールの循環冷却をそれぞれ行ってきた。設備の簡素化や作業員の被ばく低減のため、東電は昨年11月から、共用の冷却装置の設置工事に着手した。
 1号機では今月18日に冷却を停止した上で、新たな系統への切り替え作業に着手。24日に試運転を始めたが、配管の空気が抜け切らず、冷却水が行き渡らないトラブルが確認された。
 空気抜きに時間を要するため29日、配管の接続を既存の系統に戻して冷却を再開した。冷却停止中にプールの温度は約16度上がったとみられるが、運転上の制限値(セ氏60度)は超えていないという。


2016年08月30日火曜日


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