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<Jヴィレッジ>屋内練習場新設へ寄付募集

Jヴィレッジ復興プロジェクトをアピールする(左から)大野選手、岡村会長、内堀知事、田嶋会長、高倉監督、澤さん

 東京電力福島第1原発事故の対応拠点となっているJヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)について、福島県はトレーニング拠点として2019年4月に予定する全面再開に向け、復興プロジェクトを展開する。内堀雅雄知事が29日、都内で記者会見し、全天候型練習場の新設費用に充てる寄付金を全国から募集する計画などを明らかにした。
 グラウンド1面規模の人工芝屋内練習場を新設し、総工費約22億円のうち助成金分を除く7億円を寄付で集めるのが目標。内堀知事は「スポーツの力で復興を、との思いに共感し応援してほしい」と呼び掛けた。
 同席した日本サッカー協会の田嶋幸三会長は20年東京五輪の日本代表の事前合宿で使うほか、若い年代の大会の開催やエリート選手育成校の再開を検討する考えを示した。日本ラグビー協会の岡村正会長は19年ワールドカップ(W杯)の事前キャンプ誘致を目標に掲げた。
 プロジェクトを支援するサポーターに就任したサッカー女子日本代表の高倉麻子監督(福島市出身)、元代表の澤穂希さん(仙台市在住)、昨年のラグビーW杯日本代表の大野均選手(東芝、日大工学部出)がJヴィレッジへの思いを披露した。
 澤さんは「未来ある子どもたちに使ってもらい、一人でも多く世界で活躍する選手が育ってほしい」と語った。
 Jヴィレッジは天然芝のスタジアムとグラウンド7面、宿泊施設なども再整備し、18年夏に一部再開させる。寄付の問い合わせは福島県エネルギー課024(521)7116へ。


2016年08月30日火曜日


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