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<台風10号>トヨタ東日本など操業停止

 観測史上初めて東北に直接上陸した台風10号は30日、東北の経済活動に影響を及ぼした。帰宅時間帯での接近が予想されたこともあり、一部の工場では従業員の安全を優先して生産を停止した。商業施設でも臨時休業が相次いだ。
 トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)は、宮城大衡工場(同)と宮城大和工場(同県大和町)、岩手工場(岩手県金ケ崎町)の操業を終日停止した。
 悪天候による停止は昨年9月11日の関東・東北豪雨以来。担当者は「通勤する従業員の安全確保が最優先。天候を見て夕方以降も操業しないことを決めた」と語った。
 NECトーキンの白石事業所(白石市)と仙台事業所(仙台市太白区)、半導体製造装置の東京エレクトロン宮城(大和町)の本社工場も、それぞれ午後の生産を中止した。
 サッポロビール仙台工場(名取市)は終日、稼働を停止。29日に前倒しで生産しており、出荷量に影響はなかった。キリンビール仙台工場(宮城野区)は午後2時に操業を切り上げた。
 商業施設では、三井アウトレットパーク仙台港(宮城野区、約120店)と、仙台泉プレミアム・アウトレット(泉区、約80店)が終日休業した。仙台泉の担当者は「オープン型の施設で風雨の影響を受けやすいこともあり、安全のため休業した」と話した。
 七十七銀行丸森支店(宮城県丸森町)は避難勧告が出たため、午後2時半から臨時休業した。


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2016年08月31日水曜日


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