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<クマ襲撃>福島の国重文 扉破損、爪痕

クマが破損したとみられる旧広瀬座の楽屋入り口の障子
楽屋入り口に残るクマの爪痕(福島市教委提供)

 福島市は30日、同市上名倉の福島県営あづま総合運動公園内にある国指定重要文化財(重文)の芝居小屋「旧広瀬座」の扉が破損したと発表した。クマが傷つけたとみられる。
 市教委によると、破損したのは建物裏側の楽屋入り口。縦約2メートル、横約90センチの扉のうち、上部の障子が大きく破られ、下部の板戸にはクマの爪痕とみられる傷があった。
 同日午前5時ごろ、巡回の警備員が気付いた。その後、周囲でクマの目撃情報はなかった。市は旧広瀬座を含む民家園の31日の休園を決めた。建物は文化庁に破損を届け出て、修復について協議する。
 旧広瀬座は木造一部2階で、1887年の建築とみられる。伊達市の阿武隈川支流・広瀬川沿いに建てられ、1994年に現在地に移築。98年に国の重文に指定された。
 あづま総合運動公園は市西部にあり、本年度は周辺で、クマの目撃情報がたびたび寄せられている。


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2016年08月31日水曜日


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