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医療過誤で失明 秋田総合病院を提訴

 秋田市の市立秋田総合病院に肺の治療で通院していた市内の50代の男性会社員が失明したのは、処方された薬の副作用の説明と対応が不十分だったためだとして、男性と妻が31日までに、病院を運営する地方独立行政法人市立秋田総合病院に約1億4000万円の損害賠償を求める訴えを秋田地裁に起こした。
 訴えによると、男性は2013年12月から同院の呼吸器内科に通院し、肺の治療を受けた。薬の処方で注意事項や副作用の説明はなく、毎日服用した。しかし、14年2月末ごろにパソコン画面が波打って見えるようになり、男性は担当医師に症状を訴えたが、医師は服用を止めるよう述べただけで特段の措置を取らなかった。男性は別の病院の眼科で治療を受けたが視力は低下し、15年1月末までに目が見えなくなった。
 原告の代理人は「薬の添付文書に重大な副作用として視力障害などが明記されているのに、医師は副作用の説明や症状の確認、早期対応を行わなかった」と主張している。
 病院総務課は「訴状が届いたばかりでコメントできない」と話した。


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2016年09月01日木曜日


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