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<政活費疑惑>パソコン購入 不自然な支出

 仙台市民オンブズマンは1日、宮城県議会の最大会派「自民党・県民会議」が政務活動費(政活費)を使い、中山耕一議長(59)=黒川選挙区、4期=が地盤とする同県富谷町の業者からパソコン機器を大量購入した不自然な支出があるとして、会派と当時の会派幹事長だった中山氏に公開質問状を提出した。
 質問状によると、自民会派は2014年3月20日、政活費の事務所費名目で所属議員33人分のパソコンやプリンターなどを計1319万円で購入。中山氏の自宅がある富谷町内の事務用品販売会社に発注した。
 オンブズマンは「極めて多額の支出で、発注や納品の流れに問題がある。余った政活費を年度末にまとめて使ったと思われても仕方ない」と指摘。自民会派に対し、23日までに業者や購入額が決まった経緯、設置先などの説明を求めた。
 河北新報社の取材に対し、中山氏は「会派で一括購入を決め、複数の業者から見積もりを取った。不正はない」と強調。事務用品販売会社の社長は「社員が議員の自宅などに設置するまで立ち会っており、商取引に問題はない」と話した。
 自民会派の政活費を巡り、オンブズマンは8月、自民会派が14年5月〜今年3月、中山氏の妻が社長を務める会社を通じて会派勤務の女性事務員を雇用し、政活費から人件費を不正に支出したとして監査請求。村井嘉浩知事に対し、会派に約705万円を返還させるよう求めている。


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2016年09月02日金曜日


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