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<社民党首続投>東北の各県連「現実的選択」

 社民党の吉田忠智党首の続投が決まった1日、東北の各県連は「現実的選択だ」と評価、低迷が続く党勢回復へ結束を誓った。吉田氏が進める次期衆院選での野党共闘には「政策の一致に向けた協議を詰めるべきだ」と注文が相次いだ。
 「気持ちで人をつなぐタイプで、党再建に頑張っている」。青森県連の三上武志代表は吉田氏続投を歓迎した。福島県連の紺野長人代表は「他に適任がいない」と冷静に受け止めた。
 吉田氏は野党共闘に積極姿勢を示し、7月の参院選前には一時、民進党との合流案にも踏み込んだ。東北6選挙区で野党が5勝した実績を踏まえ、各県連は共闘路線を支持。青森県連の三上氏は「壁は多いが、衆院選での協力関係を協議すべきだ」と話す。
 宮城県連の岸田清実代表は「衆院選は政権選択の戦い。数合わせではなく、政策の共通点を重ねる必要がある」と指摘する。
 党所属議員は4人。存続の瀬戸際に立つが、比例票は2013年の参院選と比べ、東北で3万7000票(27%)増の17万票、全国で28万票(22%)増の153万票を獲得した。福島県連の紺野氏は「地方から党の立て直しを図る」と強調、宮城県連の岸田氏は「力ずくの安倍政権に対峙(たいじ)する立場を貫く」と意気込む。


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2016年09月02日金曜日


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