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<囲碁>一力遼七段が天元戦の挑戦権獲得

 囲碁の第42期天元戦の挑戦者決定戦が2日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、仙台市出身の一力遼七段(19)が山下敬吾九段(37)に白番4目半勝ちし、井山裕太天元(27)への挑戦権を獲得した。10月に始まる5番勝負に臨む。
 一力七段にとって初の7大タイトル挑戦で、19歳の挑戦者は天元戦史上の最年少記録。
 井山天元は4月、十段位を獲得して史上初の7大タイトル同時制覇を達成した。その後、本因坊戦、碁聖戦を防衛して7冠を維持し、現在、名人戦の防衛7番勝負を戦っている。天元戦では10代の若き挑戦者を迎えることになった。
 決定戦は穏やかな立ち上がりから黒番の山下九段が中央に勢力を築き、白は右下や左下の地を取る展開。中盤、白が中央の黒の勢力圏に深く踏み込み、上辺の黒を取って優勢になった。黒は左下隅で勝負手のコウを仕掛けたが、一力七段は的確に対応し押し切った。
 一力七段は「10代のうちに(7大タイトル戦の)挑戦者になるのが大きな目標だったので、達成できてよかった。5番勝負は勢いに乗って精いっぱい頑張りたい」と語った。


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2016年09月03日土曜日


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