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<楽天>松井裕誤算 松田に屈する

9回ソフトバンク2死一、三塁、松田(左)に右中間へ2点三塁打を浴び、打球の行方を見る松井裕(山本武志撮影)

 東北楽天は打撃戦に競り負け、ソフトバンクにマジック点灯を許した。6−6の九回、抑えの松井裕が誤算だった。八回に3点差を追い付いた直後だっただけに、梨田監督は「これからというところで、四球をきっかけに失点した。残念」と表情を曇らせた。
 松井裕はこの回、先頭の中村晃に四球を与えた。犠打を挟み、江川にも四球。内川の中飛で2死一、三塁を背負い、松田に勝ち越しの2点三塁打を浴びた。
 松田には内角高めの厳しいコースへ直球を4球続け、2度の空振りを奪った。カウント2−2から、勝負球は外角低めへチェンジアップ。打者の上体を起こした上で最後は遠くに落ちる球という定石通りの攻め方だったが、「常に頭に入れていた」という松田の読みが勝った。
 低めに投げ切った決め球が膝を折って対応され、右中間を深々と破られた。松井裕は「うまく打たれた。松田さんが上だった」と潔く振り返った。
 エース則本が打ち込まれ、抑えに黒星が付き、チームは半月ぶりの連敗。シーズンも終盤でなければ「こんな日もある」と切り替えたいところだが、逆転でのクライマックスシリーズ進出にわずかな望みをつなぐ状況では痛過ぎる敗戦だ。(佐藤理史)


2016年09月03日土曜日


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