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<ヒラメ漁再開>風評克服へ高まる期待

試験操業で水揚げされたヒラメ=2日午前、いわき市の久之浜港

 ヒラメ漁の再開に当たり、福島県内の各漁協は魚の大きさや品質を厳選して出荷する考え。ブランド価値向上とともに、原発事故の風評を克服する起爆剤としての期待も高まっている。
 福島のヒラメは原発事故前の2010年、県内では魚種別でカツオ、コウナゴに続く漁獲高を誇っていた。一部は活魚でも出荷され、高値で取引された。
 いわき仲買組合の遠藤浩光組合長は「『常磐もの』を代表するヒラメを先導役に風評被害を払拭(ふっしょく)したい」と力を込める。
 福島の水産物はサンプル調査の後に出荷されている。入念な安全確認を繰り返しても、消費者を振り向かせるのは容易ではない。
 相馬原釜魚市場買受人協同組合の佐藤喜成組合長は「今も大手スーパーからの引き合いはない。まずは地元消費を増やさなければ売り込みも難しい」と指摘した。


2016年09月03日土曜日


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