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<ヒラメ漁再開>常磐もの水揚げ 浜に活気

 福島県沖で2日、底引き網漁によるヒラメの試験操業が始まった。「常磐もの」として知られた魚の水揚げに、漁業関係者は本格再開への意欲をにじませた。
 東京電力福島第1原発事故でヒラメ漁は操業できない状態が続いていた。この日は計47隻が出漁したものの、シーズン当初とあって漁獲は計7匹。うち5匹が出荷対象となった。操業は来年6月まで週2、3回のペースで続けられる。
 いわき市の久之浜港に水揚げした石井実さん(63)は1匹を捕獲。「漁が再開できてよかった。10月後半からに期待したい」と語った。
 いわき市漁協の江川章組合長は「久之浜は金額ベースでヒラメが40%近くを占めていた。本操業に向け一歩一歩進みたい」と話した。
 相馬地方はイカなどは豊漁だったものの、ヒラメの水揚げはなかった。相馬双葉漁協(相馬市)の佐藤弘行組合長は「水産設備の復旧も進んでおり、今後、漁の正常化を加速させたい」と意気込んだ。
 福島沖では現在、ヒラメを含め83種類の魚介類の試験操業が行われている。


2016年09月03日土曜日


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