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<ベガルタ>慢心か ミス連発

仙台―盛岡 前半13分、盛岡・牛之浜(左手前)に先制ゴールを許し、悔しそうな表情を見せるGK関(21)ら仙台イレブン=ユアスタ仙台(鹿野智裕撮影)

 終盤、静まりかえる仙台サポーターをよそに、敵地に乗り込んできた盛岡サポーターの声援がスタジアムにこだました。仙台はカップ戦を含め、今季最多となる5失点で初戦敗退。試合後は容赦ないブーイングが応援席から浴びせられた。
 前線から人数をかけて来る盛岡の戦い方は分かっていたはずだった。だが、ミスが多い攻撃に迫力はなく、寄せが甘い守備は球際で競り負けた。主将の富田も「リズム、距離感がうまくいかない場面が多かった」と振り返る。
 「原因は慢心かもしれない」と渡辺監督。J3の盛岡相手に気の緩みがあったのか、勝利を義務付けられた圧力に屈したのか、選手間の連動性がなかった。
 前半から隙をとことん突かれた。13分に先制されると、1−1の26分は、守備陣が審判の動きに気を取られている間にパスをつながれ、勝ち越し点を献上。その6分後には3点目を許した。
 後半は、システムを崩してまで攻めたが、返り討ちに遭い2失点。途中出場した2年目の茂木が公式戦でプロ初ゴールを挙げても流れは変わらなかった。
 2年前の天皇杯、ホームで当時地域リーグの奈良クラブ(奈良)に初戦敗退した苦い記憶は残っているはず。なのに「堅守賢攻」の片りんも見せられなかった。(加藤伸一)


2016年09月04日日曜日


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