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<台風10号>がれき撤去 地元中学生ら参加

浸水被害に遭った民家でがれきの片付け作業をする田野畑中の生徒=3日午前、岩手県岩泉町

 岩手県岩泉町で3日、災害復旧ボランティアの受け入れが本格的に始まった。被災後初めての週末となり、スコップなどを手にした多くのボランティアが駆け付けた。濁流で傷ついた町は、少しだけ明るさを取り戻した。
 岩泉町役場のボランティアセンターで午前8時半に受け付けが始まると、作業着姿のボランティアが列を作った。団体と個人の159人が参加。町内の数カ所に分かれ、壊れた家財道具を民家から運び出したり、堆積した泥をスコップでかき出したりした。
 地元の岩泉中や隣接する岩手県田野畑村の田野畑中の生徒たちも加わった。同校野球部は生徒6人、保護者と顧問ら3人が協力。3年工藤茂喜(たかき)さん(14)は「土日は練習の予定だったが、被災者を手伝おうと思った。泥のかき出しやがれきの撤去は想像以上に大変だった。機会があればまた来たい」と話した。
 石巻市で東日本大震災の復興支援に取り組むNPO法人「ぐるぐる応援団」の代表鹿島美織さん(39)は「道路事情が悪く、集まりが良くないと思って駆け付けた。被害状況を確認し、次は仲間と誘って戻ってきたい」と話した。


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2016年09月04日日曜日


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