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<集団移転>「希望胸に暮らす」宅地引き渡し

引き渡し書に署名する移転住民の代表

 東日本大震災の防災集団移転団地として、宮城県東松島市が整備した市最大の野蒜ケ丘(野蒜北部丘陵)地区で4日、一戸建て用地の引き渡し式があった。
 対象となる宅地は地区西部の59区画と中央部の40区画の計99区画。当初は9月末の完成だったが、59区画の整備が早まり、引き渡しを早めた。
 野蒜市民センターであった式典には、住民や関係者ら約60人が参加。阿部秀保市長と住民代表4人が引き渡し書に署名した。阿部市長は「この地区を高台のまちづくりのモデルとして全国に発信し、夢に向かって温かい家庭をつくってほしい」と語った。
 住民代表の一人、和泉勝夫さん(71)は、野蒜小旧校舎近くの自宅が津波で全壊、修復し住んでいたが安全を考慮し移転する。「震災当時はここまで復興できるとは思わなかった。希望を胸に生活したい」と話した。
 同地区の一戸建て用地引き渡しは2回目。11月末に予定する3回目の引き渡しで宅地整備が完了する。


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2016年09月05日月曜日


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